外壁塗装とリフォームの言葉の区別がちゃんとされていませんが、外壁塗装を塗り替える場合と外壁そのものを変えてしまうリフォームがあります。
外壁塗装の塗替えの相場は以前コチラでで書いています
→外壁塗装 相場
結局のところは業者さんの見積りを取ってみないことにはハッキリわからないのですが、概ねの相場感を知ることはできます。
一方、外壁そのものを変えてしまうリフォームとは
外壁を作りなおすのでは、住みながらの工事は難しいので外壁のみのリフォームの場合は仕上げ材を張増す場合が多いです。
使われる材料は金属や窯業系のサイディングです。古い外壁から少し浮かせて取り付けると中間に空気の通り道が出来て遮熱効果が高まります。もちろん、新しい材料を重ねるので防水もできて見た目もキレイに仕上がりますよ。
その代わり、従来の外壁の上に貼り足すので、建物が一回り大きくなりますから、建物回りが少し狭くなるのでご注意ください。
価格は金属系のものの方が安いです。その分、1mmもない薄い材料を使っていますので板のデコボコが少し出るのは仕方がありません。金属材でも1mm以上ある厚みのある材料を使うと金属特有のビシっとした印象に仕上げることが出来ます。
が、価格は一気に高くなる。窯業系のサイディングよりも高くなるので、ココは予算とご相談。
窯業系サイディングとは繊維を混入したセメント板などです。厚みは1cm~3cm程度。中空にしたものもあります。強い衝撃を受けると割れることもありますが、新築住宅でも使われる丈夫な材料です。
いずれもの場合も表面は材料保護のため塗装が必要となりますので、色は業者さんと相談して決めることができますよ。